こんにちは。
パーキングドクタープラス編集部です。
機械式駐車場の塗り替えは、通常5~7年に1回の周期で行わなくてはならないものです。
とはいえ、機械式駐車場の塗り替えについて詳しく知っている方はあまり多くはないのではないでしょうか。
そこで、機械式駐車場の塗り替えはどのような手順で行われて、各工程では何をしているのかなど、機械式駐車場の塗り替えについて、実際の写真を使って分かりやすくお話ししたいと思います。
今回は、機械式駐車場の塗り替えの前に行う準備工・清掃についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
機械式駐車場の塗り替えの一連の流れについて
※上記工程はパーキングドクターの標準的な工程です
機械式駐車場を塗り替える際は、基本的に上記の工程で行います。また、オレンジ色の工程は基本的に外壁塗装では行わない工程です。
外壁塗装と機械式駐車場の塗装は一見すると同じように見えますが、機械を塗装するので実は細かな部分が違います。
今回は、塗り替えの前に行う準備工・清掃について詳しくご説明します。
準備工の前に
まず、塗り替え工事が決まり次第、やらなければならないことがあります。
それは、利用者の方への塗り替え工事の日程のお知らせや、お車の移動を事前にお願いすることです。
お車の移動に関しては、お知らせを見ていない人がいて期日までに移動してもらえないなどのトラブルを避けるためにも、何度か告知をしたり、エントランスに貼りだしをしたりすることで周知させて、期日までに移動してもらえるようにしましょう。
告知については、基本的に管理会社や理事会が行うことが一般的ですが、塗装業者によっては工事お知らせ文面や、告知方法についてアドバイス等が貰える場合もあります。
理事会で担当すべきことがどういった範囲となるのか、管理会社や塗装業者に相談してみると良いでしょう。
塗り替え手順1:準備工
始めに、塗り替え作業をするための下準備を行います。
まず塗り替え作業をする駐車区画にある車が、全て移動されたか確認を行います。
そして、必要な箇所にはビニールシートなどを使ってしっかりと養生します。
塗り替えだけならそこまで養生する必要がないのではないかと思われてしまうかもしれませんが、この後の工程で、工具を用いて錆を削り落とす作業や、洗っても落ちないような塗料を塗る作業があります。
キズがついてしまったり塗料が落ちなくなってしまったりなどで、思わぬトラブルが発生してしまう可能性もあるため、そういった恐れのある箇所にはしっかりと周辺まで養生します。
塗り替え手順2:清掃
下準備が終わったら、次に清掃作業を行います。
まず初めに、大きなゴミや落ち葉などを取り除きます。
次に、ブロワーを用いて細かいゴミなどを掃っていきます。
汚れが残ったままでは、塗料が浮いてきてしまい、錆が発生しやすくなってしまうため、ひどく汚れがある場合には、高圧洗浄機を使って汚れを取り除きます。
清掃の後は、ケレン作業とよばれる錆を削り落とす作業を行っていきます。
次の工程を詳しく知りたい方は「マンション駐車場の塗装工事手順の詳細を紹介(2)ケレン作業について」をぜひご覧ください。
塗り替えの一連の流れについて:最後に
今回は、塗装の一連の流れについてと、下準備・清掃について詳しくご紹介しました。
お車の移動は利用者の方にご協力をお願いし、期日までに移動してもらうようにしましょう。
下準備や清掃も、適切に行わないとキズや汚れによるトラブルや、塗り替えても1~2年で剥げてきてしまう恐れがあるため、信頼できる業者に塗り替えをお願いしましょう。
また、1~2年で塗装が剥がれ始めてしまったら、それは以前の塗装が適切に行われていなかった可能性があります。一度、セカンドオピニオン的に別の業者に機械式駐車場を見てもらうことをオススメします。
パーキングドクターでは塗装工事も承っております。
塗装やメンテナンス費などお悩み事がございましたら、是非お気軽にご相談ください。
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